なぜ、資金計画が必要なのでしょうか?
一般的には貸借対照表日計画を作成しその上で
キャッシュフロー計画を作成することになります
資金繰り表(予定表)は通常次の順番で作ります。
1売上代金の回収予定を資金繰り表(予定表)に計上する。
2その他入金予定を資金繰り表(予定表)に計上する。
3仕入代金・材料費・外注費の支払い予定を資金繰り表(予定表)に計上する
4人件費支払い予定を資金繰り表(予定表)に計上する。
5その他支払い予定を資金繰り表(予定表)に計上する。
6税金支払い予定を資金繰り表(予定表)に計上する。
7設備売却の入金予定・設備購入の支払い予定定を資金繰り表(予定表)に計上する。
8借入れ・返済予定、利息支払い、定期預金・定期積金の預け入れ・解約予定を資金繰り表(予定表)に計上する。
資金繰り分析の知識やキャッシュフロー計算書の作成の知識が
必要であり作成にも難易度が伴います
簡易キャッシュフロー計画を作成する場合もあります
この簡易キャッシュフロー計画であれば利益計画ベースで
作成することができます
また短期的に資金繰りが厳しい場合には
資金繰り予定表の作成が必須となります
通常は月次で作成しますが
資金ショートの可能性が高い状況であれば
一時ベースで作成し緊急度を把握して予定表を見ながら
資金繰り改善の対策を直ちに検討していく必要が出てきます
pdcaサイクルの重要性
利益資金計画を経営に生かすためには
経営管理の基本である pdcaサイクルを適切に回す必要があります
利益資金計画が作成できれば
実行段階で月次決算書を作成することにより
適時に定格の進捗状況を把握できます
また評価段階で計画と実績との差異分析を行うことによって
その帰り原因を究明できその後の改善につなげることができます
利益資金計画が絵に描いた餅にならないためにも
pdcaサイクルを適切に回すことが
経営管理においては特に重要となります
金融機関からの必要性
貸借対照表=資金計画から判断する
金融機関は、どのような資産の使い方をしているか(貸借対照表の資産)、どのように資金を調達してくれるか(貸借対照表の負債)を常に見て、資金提供を判断しています。
将来の貸借対照表を提出することで、経営者の意思を的確に判断することが可能になってきます。