「PDCAサイクル」知ってる知ってる。
でも、なんだっけ・・・?
経営に関わっている方、ビジネスを学んでいる方なら
まず耳にするであろうPDCAサイクル。
実際に上司からPDCAサイクルに沿った
管理を受けたことがある方もいるでしょう。
しかし、実際
「意味がある」PDCAサイクルが回っているかと言うとそうではありません。
そして、PDCAサイクルがそもそもなんなのか?が
わかっていないものです。
PDCAサイクルが回らないと、
なかなか業績が上がりにくいし、経営の変化も感じにくいものです。
今回、事例を交えて解説していきたいと思いますので、
PDCAってなんだっけ?
PDCAって言われても実はよくわかっていないな
と言う方は、お役に立てるかもしれませんね。
まずは小規模な部品製造会社さんの抱える経営課題の例に触れながら、
同じ失敗を繰り返す事業所を事例にお話ししていきましょう。
部品製造会社A社の場合
a さんは小規模な部品製造会社を経営する社長です
特定の業界での取引先が多く
これらの企業との取引が全体の8割を占めています
業績はおおむね横ばいで推移していますが
今後この業界は先細りが予想されるため
a 社長は成長が見込まれる新分野での新規取引を開拓したいと考えています
そこで a 社長は営業担当の若手社員 b さんに
新分野の取引先を開拓するように指示をしました
しかし昨年度も今年度も動きが全くありません
将来への危機感を強めた a 社長は
営業担当の b さんに通して新規顧客開拓が進まないのか
強く問い詰めました
当初は時間がないと言い張っていた b さんでしたが
そもそも誰にどのようにアプローチすればいいのか分からないと本音が漏れました
a 社長は b さんとどのようにして
新規顧客開拓を進めていけばよかったのでしょうか?
a社長は新分野での新規顧客を開拓するという方針を示したものの
どのようにそれを実現するかの仕組みづくりが不十分でした
このような場合に活用できる pdca による管理サイクルというものがあります
PDCAとは?
Plan 計画する
Do 実行する
Check 検証する
Action 改善する
プラン計画する
ドゥー実行する
チェック実行した内容を検証する
アクション検証の結果をふまえて修正を行う
といったプロセスを一つのサイクルとして管理を行う方法です
また修正した内容は次の計画につながり、
そこからまた次の pdcaサイクルを回していきます
このようにすることで取り組みの結果を踏まえて
次の取り組みを改善していくことができます
つまり pdcaサイクルで仕事の進み具合を把握したり
うまくいかない場合は修正できるということなんですね
いかがだったでしょうか?
PDCAについて理解が深まったら、導入してみてはいかがでしょうか
PDCAは全ての業種に活用できますし、
多くの企業が採用しているものです
また、PDCAの実際の組み立て方についても書いていこうと思いますので、
ご覧いただければと思います