資金繰りは経営者の大事な仕事
おっしゃる経営者は少なくありません
しかし経営者にとって大切な仕事は資金の計画
調達運用であって日々の資金のやりくりではありません
それでは資金の計画調達運用を行う資金管理には
どのような方法があるのでしょうか?
今回は資金の計画、調達、運用を行う資金管理について書いていきます
それでは実際に資金管理をどのような方法で行っていけばいいのでしょうか?
資金繰り表を作成するのが良い方法です
資金繰り表とは
資金繰り表とは
一定期間の資金の出入りを種類ごとに並べ
収支の状況を確認するためのものです
この表から資金が不足することが分かるとその不足分を調達し
資金が決済できるように何らかの手を打つ必要があります
【資金繰り表】6分法
資金繰り表には6分法が一般的です
6分法とは
- 前月繰越
- 金融を除く当月収入
- 金融を除く当月支出
- 当月の過不足
- 財務収支
- 翌月繰越
の6つに区分をします
資金繰り表は1ヶ月体位
実務的には3ヶ月経営的には6か月程度の短期資金繰り表
設備投資計画がある場合1年以上の中長期的な資金繰り表が必要となります
また資金繰り表作成の上でのポイントはこの通り
資金繰り表作成のポイント
収入は控えめ支出は多めです
作成上の注意点として
収入金額を過大に計上していないか
売掛金は全額回収可能か
税金等の支払いについて
非日常的支払いを認識しているか
賞与及び賞与に関わる社会保険料を適正に計上しているか
短期借入金の返済
一括返済分を考慮しているか
季節商品による在庫仕入れを適正に計上しているか
年払いになっている保険家賃等を計上しているか
月末残高がプラスになっていても月中に資金が不足していないか、などです
入出金日を確認しましょう
収入以外は昨年一昨年を見ればある程度予想ができます