計画実行の留意点
計画を実行するときの留意点はあるのでしょうか
1、重要業績評価指標を設定
それは kpi すなわち
重要業績評価指標を設定することにあります
経営計画が失敗する共通点の一つは
つくりっぱなしにあります
経営環境は刻々と変化していますから
どんなに精緻な計画であっても必ず連れが生じます
それを早期に発見し軌道修正するには
進捗状況をチェックする指標が必要となります
例えば過剰在庫を減らすという目標を立てたのであれば
在庫回転率在庫回転期間などの指標を定め
計画通りに進んでいるかどうかモニタリングしていけばいいのです
測定できないものは管理できないという
ドラッカーの言葉にもあるように進捗状況を
測定する指標を定めることはとても重要なことです
2、実行する従業員のマネジメント
従業員のモチベーション向上について。
実行するのは従業員です。
その従業員のモチベーションが低ければ、
どんな計画をたてても計画がただの餅になってしまいます。
・成果主義賃金制度の導入
・目標設定時の納得度向上
が必要なのはもちろん、
トップによる計画の必要性がきちんと伝えられるかどうか。
とくに、トップが直接その計画達成の必要性とそのために、
従業員一人一人の役割を説明することにより、
従業員と経営との距離が近くなり、士気の向上が期待できます。
今回は経営計画作成のメリット、作成後の留意点について書きました
作成後は作ったままにせずに、日々の業務に活用していきましょう!