利益計画については前回の記事で紹介した
3つのアプローチにより
売上高計画から経費計画や仕入れ計画を作成した上で
各段階利益を計算し作成していきます
今回は借入金で設備投資を行う場合の
設備投資計画について書いていきます
借入金で設備投資を行う場合の設備投資計画
借入金で設備投資を行う場合
設備投資計画は減価償却費の計画値
借入金の調達返済計画は支払利息の計画値に影響を及ぼすので
その点も十分に留意する必要があります
また利益計画の精度を高めるためには
商品製品別店舗別取引先別といった
セグメント別に売上高や利益の計画値を作成することが望まれます
ただし日頃の経営管理の中でセグメント別に売上高や利益を管理する仕組みができていないと計画づくりは難しくなります
その場合にはまずそのセグメント別、
損益表の仕組づくりから始めましょう
利益計画の過去を見ると売上は増加していても、
税引前利益は減少しているということがあります。
それは売上だけでなく、
利益を計上できる利益計画が必要ということが分かるんですね。
このように過去(実績)を考えて、
将来のあるべき方向性を明確にするためにも利益計画は必要です。