経営に当たって、売り上げ以外からの資金調達の手段を複数持っておくことは、
経営の余裕とは幅、アクセルと守りの両方で生かすことができます。
今日は借り入れについてお話ししていきましょう。
「お金を借りる」
と言うのは、事業を持続していく、または発展させていくためには重要な通過点です。
しかし・・・
借入返済が滞ってしまえば、そこで会社は倒れてしまいます。
小規模な会社では返済に苦慮する場合も多いと聞きます。
今回改めて、借入返済についてまとめてみようと思います。
借り入れとは?
事業を進めるうえで金融機関からの借り入れは切っても切れないものになっています
そもそも経営者は何のために借り入れをするのでしょうか?
多くの場合お金が足りないからあるいは
そのまま支払いを乗り切るために借りていることが多いですよね
では借り入れとは一体何なのかを考えてみましょう
借入をする際に損をしようと思って借入をする経営者いません
借入をする理由は得をしたいからですよね
言い換えると利益を出したいからです
そういう意味から入って、借り入れをするという行為は
本来利益を出すことが前提となっているはずです
例:マイホームを購入するケース
例を言いますと・・・
借入金の本質を考えるため30歳のサラリーマンである個人が
3000万円のマイホームを購入するケースで考えてみましょう
現金で購入しようとすると30歳から始めて毎年100万円ずつの貯蓄で3000万円
これでは、マイホームが手に入るのが60歳のときです
今度は住宅ローンつまり借入金を利用した場合で考えてみます
30歳で3000万円のローンを組めば
マイホームが即座に手に入ります
もちろんこの場合、
元金と利息をおよそ30年間にわたって返済する必要があります
この場合住宅ローンの返済原資は何でしょうか?
これから将来30年間の間に自らが稼ぎ出す給与と賞与です
これを経営に置き換えてみると借入金の本質が見えてきます
サラリーマンが3000万円のマイホームを住宅ローンで購入するように、
経営者は3000万円の機械装置土地建物等を金融機関からの借入金で購入します