利益資金計画の立て方について、
計画地を作成した上でそれぞれの計画値を
調整整合させて利益資金計画を作成していく流れになります。
今回はさらにもう2つのアプローチ方法について書いていきます。
アクションプランからのアプローチ
二つ目はアクションプランからのアプローチです
このアプローチは頭の下から上への矢印のように
積み上げて作成するイメージです
経営計画の中の具体的な行動施策を示すアクションプランを定量化し
各プランに関わる勘定科目の計画値に反映します
例えば
売上高のアクションプランであれば
単価や数量にかかるアクションプランや
商品別、製品別サービス別店舗別等
セグメント別のアクションプランを
それぞれ定量化し売上高計画として繁栄する必要があります
3、過去の実績、傾向から計画値を作成
3つ目のアプローチは過去の実績からの傾向や流れで
計画値を作成します
勘定科目によっては前期から状況に変化が無い場合は前期実績値と同額の計画地であることが妥当でしょう
また損益分岐点分析を活用すれば費用を固定費、変動費に分解した上で
固定費についてはアクションプランがない限りは前期実績とし
変動費は売上高計画に連動させることになります
利益計画は
そのレベル感は様々ではありますが
予算という形でも作成されている会社は多いかと思います
このように3つのアプローチを行い、
ひとつづつ考えていきながら
利益資金計画の作成を考えていくとよいでしょう
次回は
借入金で設備投資を行う場合の設備投資計画について書いていきます