今回は財務管理【会計管理】について書いていきたいと思います
会計管理とは
「うちの会社では来年度以降手狭になった工場を
増設したいと考えているのですが」
「増設そのものに経営面での効果があるのか
それをどう計算していいかがわからず」
「最近受注が増加傾向にあるので検討を始めたんですが
うちの財務状況で果たして工場の
増設をしてよいものかと社長と私で悩んでるんです」
会計も人任せでどういう数値を指標にしたら良いかもわからず
会計というと貸借対照表日やそのに計算書といった
決算賞を思い浮かべる方も多いと思います
決算書は財務会計と呼ばれあくまで外部報告のための会計であり
経営管理のためには必ずしも十分な情報を提供してくれません
経営者や管理者は
日々の経営管理の中で次のような悩みを抱えることがあるのではないでしょうか
経営者や管理者の悩み
○1年後の目標売上高や目標利益をどのように設定してよいかわからない
○自社で売れ筋の商品や赤字商品がわからず
どんぶり勘定になっている
○業績好調で成長傾向にあるがなぜか資金繰りが
毎期厳しい状況となっている
○設備投資の効果をどのように計算し意思決定してよいかわからない
管理会計はこうした悩みを解決するための手法を提供するものであり
その目的や適用場面により様々な手法があります
例えば先ほどのそれぞれの悩みを解決する
管理会計の手法は
こちらの図のとおりです
悩み別 管理会計の手法
管理会計は次の3つの効果をもたらすと言われています
管理会計による3つの効果
第一に管理会計により作られる客観的な数値に基づいて経営者や管理者が合理的に経営
判断や意思決定できるようになります
第2に経営管理の基本である
pdcaサイクルを適切に回すことができ
経営課題問題点を適時適切に把握し対処することが可能となります
第3に金融機関に対して資金繰り実績予定表や利益
資金計画といった管理会計手法を停止し
説得力のある説明をすることにより信頼関係を
交渉し資金調達力を高めることができるようになります
是非ともこうした効果が期待でき会社のよりよい未来を描くことができる
管理会計を導入しましょう
中小企業が管理会計を導入するにあたってどのような点に留意すべきか
、次回詳しく書いていきたいと思います
管理会計について理解を深め、学んでいきましょう