この２つは、同じようで違うものです。
まず、補助金・助成金で大切なことは
「これって、補助金か助成金が活用できないかな？」
と気づくことです。
そして、
「補助金」と「助成金」はそれぞれ受給に対する特徴が違いますから、
２つの違いを理解していないと、
どうしても取りこぼしてしまうことがあります。
それぞれの特徴と違いを理解することで、
より多くの補助を受けるチャンスが広がるでしょう。
よく使われる単語ですがごちゃ混ぜに使われることも多いので、
まずは2つの違いを整理してみましょう
補助金とは？
はじめに補助金について見てみましょう
例えば
「小規模事業者持続化補助金」
この補助金のことは多少ご存知だと思います
あるいはもうすでに補助金を活用しているという事業者の方も多いかもしれません
具体的な特徴としては、
・返済が不要
・基本的にかかった経費に対する補助であり「後払い」で受給となる
・補助金は課税対象
※いずれもほとんどの場合、例外あり
補助金はほとんどが公募の形を取り
申請後に審査を経で採択が決まります
採択件数や金額があらかじめ決まっているものが多く
申請したからといって必ずしも受給できるわけではありません
そのため同時に審査される申請者の中でより優れている必要があります
代表的なものでは創業補助金などが挙げられます
助成金とは？
次に助成金について見てみましょう
助成金は
・厚生労働省が中心の雇用に関する支援金
・経済産業省から受給される研究開発関係
の大きく２つに分類されます。
助成金は申請したものが定められている要件を満たしていれば
「ほぼ採択」されます
よって要件を満たしていることが重要です
代表的なものとして雇用助成金などが挙げられます
「厚生労働省が中心の雇用に関する支援金」は
・雇用維持のための雇用調整助成金
・離職者に対する再就職支援
・中途採用やUIJターン関連の助成金
・起業に関する助成金
・障害者雇用やトライアル雇用
・障害者の職場定着のための支援
・雇用環境の整備
・仕事と家庭の両立支援
・有期契約労働者等の処遇改善
・職業訓練の実施
などが挙げられます。
助成金は申請しても採択されないことはないのか？というと、
要件と書類がそろっていれば助成金は基本的に不採択になることはないのですが・・・
一部の助成金に関しては申請後に審査を経て採択が決まるものもあります
その場合は同時に審査される申請書の中でより優れている必要があるんですね
