借入金の本質は利益の前借りである
とってもわかりやすい言葉です
しかし前借りですから返済が必要です
利益が出ているからといって安心してはいられません
これはどういうことなのでしょうか?
健全な借入を行うためには、どのような方法があるか書いていきます
借入金の返済について
それでは弊社で税引き後の利益が500万円以上でている場合
借入金の返済は可能でしょうか?
答えはそうとは限りませんどういうことでしょうか
理由は借入金の返済は利益ではできないからです
借入金の返済ができるのは現金預金のみです
稼いだ利益が現金預金になっていない場合があります
そのため借入金の返済を考える際には
第1段階として利益を出す
第2段階として利益を現金預金で残す
という二段構えでの対応が必要となります
借入金の返済がうまくいっていないのはどの段階なのかを確認しましょう
借入金の返済がうまくいっていない時どうすればよいのか
【利益自体が出ていない場合】
1 、第1段階で失敗
利益自体が出ていない場合はまずは
利益自体を出す構造に変えていきましょう
売上が不足している場合は客数を上げるのか
客単価を上げるのか
あるいは購入頻度を上げるのかを見直します
原価や経費が大きい場合は
どこに無駄が発生しているのかを見直す必要があります
借入金の本質は利益の前借りです
つまりお金を借りることの前提が利益が出ることだったはずです
その利益自体が出ないとなると返済自体がままなりません
借入した当時の利益計画と
発生した現実とのずれを認識し根本的な対応策を打ちましょう