今回は経営計画の作成手順について書いていきます
経営計画作成の手順
1、現状把握
一つ目に経営計画の作成手順として
現状把握を行う必要があります
現状を分析する手段として
BS PLキャッシュフロー計算書の見方を学びましたので
まずは財務分析によって現場がどうなっている
のかを把握しましょう
また現状分析することで様々な問題点が
明らかになってくると思います
この時に重要なのはなぜうまくいっていないのか
しっかりと原因を追究することです
失敗した計画書の共通点の一つに
現状分析が甘いという点が挙げられます
現状分析が甘ければ当然原因追及が甘くなり
原因追及が甘ければ改善策も的外れなものとなり同じ失敗を
繰り返すことになってしまいます
意外に見落としがちなのはうまくいった原因を追究することです
属人的なまぐれ当たりで終わらせず、
勝ちパターンを仕組み化するためにも
勝因を把握しておく必要があるのです
2、目標設定
計画の作成手順の2つ目は目標を設定することです
目標設定ではどのような会社になりたいのか
理想の姿を数字に落とし込み目標を明確に描きます
なぜなら、どんなに未来を思い描いていても
それを具体的な目標に落とし込まない限り
行動が伴わないからです
例えば一戸建ての家がほしいと思い描くことは誰でも出来ますが実際にいつまでに取得するのか
建設資金はどうするのか具体的なプランを立てない限り
夢のままで終わってしまうでしょう
会社経営もそれと同じです
理想の姿を数字として売り上げや利益に落とし込む方法は
損益分岐点で学びましたので
活用してください
目標設定の留意点としては
バラ色の計画を描かないことです
具体的にはコストは多めに
売り上げは堅実に予測するようにしましょう
また単なる数字合わせの計画とならないためには
戦略を深く理解していることが大前提です