今回はキャッシュフロー計算書
CFといいますが、キャッシュフローについて書いていきます
キャッシュフローとは
キャッシュフローのキャッシュとはお金のことです
企業経営において最も重要なのはキャッシュです
なぜならキャッシュがあれば赤字でも倒産しません
キャッシュがなければ黒字でも倒産してしまうからです
キャッシュフロー計算書は
キャッシュの増減理由を把握するためのものであり
キャッシュという視点から財務体質や企業活動を評価する財務諸表です
特にキャッシュフロー計算書を必要とするのが
利益が出ているキャッシュは減っているというような事業者です
利益が出ているというだけで安心してしまう経営者は多く
キャッシュ減少理由をしっかりと把握しておかないと
最悪の場合黒字倒産に至ってしまう危険性もあります
なおキャッシュフロー計算書には様々なフォーマットがあります
中小企業庁、中小企業の会計38問38答を参考にされることをお勧めいたします
キャッシュフロー計算書について詳しく説明していきます
キャッシュフロー計算書とは
キャッシュフロー計算書は企業活動に沿って
3つに分けることでキャッシュの増減理由を把握しやすくしています
またこのうちの
営業キャッシュフローと
投資キャッシュフローを足したものを
フリーキャッシュフローと呼んでいます
今回はフリーキャッシュフロー以外の区分の名称を
影響活動
投資活動
財務活動
と略称で書いています
キャッシュフロー計算書には
金額の前に符合がついていますが
➕であればキャッシュが入ってきた
▲であればキャッシュが出て行ったという意味を示しています
まとめ
キャッシュ・フロー計算書は、どこに現金を使い、どのように現金を増やしたのかが分かる決算書です。
キャッシュ・フロー計算書は、会社の本来の営業活動以外の投資活動、財務活動に分けることによって、資金の増減という情報がより役立つ3つのキャッシュ・フローとして把握することができます。
また、キャッシュ・フロー計算書と損益計算書、貸借対照表と連動してみることによって、より正確な経営分析を行うことができ、事業の成長に役立てたり、黒字倒産を回避したりできるようになります。