補助金副業支援協会【補助金受け取り説明会】

補助金副業支援協会は補助金受け取り説明会を通して、適切な補助金や助成金の情報を提供していきます

【経営改善】資金繰りの本質とは?

 

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引用 中小機構

 

 

いつまでにその前借り分の利益を稼ぐ必要があるのでしょうか

通常借入金には返済期間というものがあります

 

 

この返済期間が前借り分の利益を計上していく期間になります

具体的な例で見てみましょう

 

事例2

 

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引用 中小機構

 

例えば a 社に総額3000万円の借り入れがあり返済期限まで6年とします

 

この場合1年当たり平均利益

3000万円➗6年=500万円が必要となります

 

支払利息は経費になりますが

借入金の元本返済は経費と認められません

 

そのためこの場合の利益は税引き後の当期純利益ということになります

 

法人税率を35%として必要な当期純利益500万円を考えると

年額元本返済金額500万円

1-35パーセントは769.2万円でおよそ770万円

 

 

つまり税引前当期純利益では借入金を返済するだけで

最低でも年間な170万円の利益が必要となるのです

 

 

まとめ

 

それでは今回のまとめです

借入金の本質は利益の前借りであること

 

 

これを肝に銘じておきましょう

ぜひ、この機会に借入について考えてみましょう

 

 

 

【経営改善】資金不足の原因と対策

 資金が不足する原因はいったいどこにあるのでしょうか?

 

売上の不足のほかに仕入れや諸経費の増大などがまず考えられます

しかし売り上げもあり利益も出ているのに資金が不足するケースも出てきます

 

こういった場合にはどのような対処が必要なのでしょうか?

 

今回は資金不足の原因と対策について書いていきます

 

 

 

それでは資金が不足する原因を大きく3つに分けてその対策を考えてみましょう

 

資金不足の原因と対策

 

【資金不足の原因1】売り上げ不足

 

一つ目は売上不足で資金も不足するケース

 

売上が立たない事業での融資は難しいため

まずは当初想定していた売上規模まで

引き上げる必要性があります

 

【資金不足の原因2】資金が流出

二つ目は売上はあるものの仕入

諸経費に資金が流出しているケースです

売上がある程度あれば利益率の向上や固定費を下げる努力をすることにより

利益を確保、合わせて資金の確保を行います

 

12について言えることですが資金運用にしても資金繰りにしても

上手に行う大前提は利益が出ていることです

 

そうでない場合は事業構造を根本的に見直しましょう

 

【資金不足の原因3】売上利益出ているのに資金がない

3つ目は売り上げもあり利益も出ているのに資金が不足しているケースです

これは資金の源泉である利益が出ているため比較的対応しやすいといえます

このケースは主に3つのパターンに分けられます

 

売上利益出ているのに資金がない原因3パターンと対策

 

一つ目は

資金が資産に代わってしまうパターンです

 

事業構造として売掛金の回収のスピードが遅い

あるいは売掛金の滞留や未回収

場合によっては貸し倒れたりすることもあります

 

例えば売上が急速に伸びた場合に回収が追いつかずに

資金不足に陥るケースが多くあります

 

また売上の急下降時

例えば景気の下降期も要注意で売上のいい時に

振り出した手形の決済があるので

資金が不足しやすくなります

 

売上に休暇生じた場合は資金に注意です

他に固定資産の購入も要注意です

 

 

二つ目は資金が棚卸資産に置き換わってしまう

棚卸資産の肥大化です

 

いわゆる過剰在庫の状態です

営業担当者のいい形で仕入れをしていると過剰在庫になりがちです

必要な在庫を吟味しましょう

 

 

3つ目は資金で負債を支払う

借入金の返済ペースが速いケースです

 

借入当初の計画より利益の出るペースが落ちたため

結果として返済額が大きく感じられる場合があります

 

また買掛金の支払いペースが速いパターンも考えられます

 

それでは今回のまとめです

 

まとめ

資金が不足する原因をこの図のように大きく3つに分けてその対策を考えましょう

  1. 売上不足で資金も不足
  2. 売上はあるものの、仕入れ諸経費が大きく資金が不足
  3. 売上もあり、利益も出ているのに資金が不足 

 

 

 

 

戦略的に借入して乗り切る

「借入」と聞くと、借金のイメージがあり、

マイナスのイメージがあるかもしれませんね。

 

「借入返済」までの道筋が描けていれば

生活に余裕を持ちながら事業を拡大していくことができます。

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今回は「借入返済」について詳しく書いていきます。

 

借入金の返済がうまくいっていないのはどの段階なのかを確認しましょう

 

借入金の返済を考える際には

・第1段階として利益を出す
・第2段階として利益を現金預金で残す

という二段構えでの対応が必要となります

 


1、第一段階での失敗「利益自体が出ていない場合」

利益自体が出ていない場合は
まずは利益自体を出す構造に変えていきましょう


売上が不足している場合には
客数を増やすのか
単価を上げるのか
あるいは購入頻度を上げるのかを見直します

原価や経費が大きい場合には
どこに無駄が発生しているのかを見直す必要があります


借入金の本質は利益の前借りです

つまりお金を借りることの前提が利益が出ることだったはずです

その利益自体が出ないとなると返積がままなりません

 

借入した当時の利益計画と発生した現実とのずれを認識し
根本的な対応策を打ち出しましょう


2、第二段階での失敗「現金預金が手元にはない」

第2段階で失敗利益が出ているが現金預金が手元にはないという状態

この第2段階の状態について考えてみましょう

 

この場合は利益が退職対象表情の現金預金以外の何らかに変化しています

考えられるのは2つです

まず一つ目は現金が資産に置き換わる
・主に売掛金
棚卸資産
・固定資産に置き換わった場合

です

未回収、大量の売りかけ金や過剰な在庫により、
棚卸資産が膨らんだ場合に影響が大きくなります

 

次に2つ目は現金で負債を支払ってしまうことです

借入金の返済ペースが利益のペースよりも早い場合や
買掛金の支払いサイトが売掛金の回収サイトよりも早いケースが多いです

このように代金の決済機関や借入金の返済期間を見直すことにより
借入金の返済原資は確保できます

今の2点に注意して現金預金を確保することが大切なんですね

 

現金予算を残したら、まずすること

手元に大きな金額が入ったときは完済や繰り上げ返済をする

臨時収入があったときなど、手元に大きな金額が入った場合は、
完済できる借入先を優先的に選んで、借入先を減らすことが重要です。

完済できる借入先がない場合や臨時収入が余った場合は、
金利が高い借入先を選び、繰り上げ返済をします。元金を減らすことができるので、
その後の返済が楽になります。

こう言った流れが理解できていれば、
借り入れはマイナスではなく攻めの武器になるでしょう。